日産ノート(NOTE)とゴールデンエッグスのコラボサイトのコーチの発話について深追い
先日、コーチを見てこんな発言をしていたのですが、
- [O] 日産ノート(NOTE)とゴールデンエッグスのコラボサイトでコーチとお話できる
-- http://overlasting.dyndns.org/2008-10-09-3.html
肝心のコーチとのお話ですが、人工知能的なアプローチはあんまり顕著に見られません。ほとんど何もしていないのでは。
その後、コーチの声を聞きたくて何度かいじくってるうちに、なんとなく何かを感じたので深追いしてみました。
コーチに使われているのはPtoPA社の「CAIWA」という製品なのだそうでう。CAIWAは知識ベースを使った発話生成プログラムなのだそうです。
「何もしてないのでは」なんて言ってすいませんでした。m(_ _)m
ホームページの説明を読んでみました。
- テキスト版 CAIWAプラットホーム | PtoPA
-- http://www.ptopa.com/protext.html
知識ベース(KB)開発ツールとCAIWA(会話)エンジンで構成されるテキスト入力版会話ソリューションシステムの開発/実行環境です。 ユーザが発話文をテキスト形式で入力すると、CAIWA(会話)エンジンが形態素解析を行って入力された発話文の意味認識をし、その発話文に適合する回答文をピックアップしてテキスト文として出力いたします。
全然わかりません。
仕方が無いので特許文書を読んでみました。
以下の特許はPtoPA社の代表取締役の名前で申請されていました。
- 会話制御装置
-- http://www.j-tokkyo.com/2007/G10L/JP2007-114621.shtml
上記の特許文の主な部分を抜き出してみます。
目的
ユーザの発話内容が本来の目的とするところと異なっていても、決められた順番で、決められた回答を返すことが可能な会話制御装置を提供する
会話ベース
- (名詞; *; 目的語)と回答文の組で構築する
- 事前に、「質問文」と「回答文」の組を与えると、会話ベースに変換してくれるのだと思う。
-- 例、「(佐藤; *; 好き)」と「私も佐藤のことが好きです」
会話の制御など
- 会話は、段階的な計画の組によって設計されている。
- ユーザの発話をトリガーに計画を発動する。
- 計画はユーザの発話によって動きを変化させる場合と、ユーザの発話が何であれ強制的に実行される場合がある
- ユーザの発話によって変化する場合には、発話とルールをキーワードベースでマッチングし、強制的に進行する場合は、発話と「*」をマッチングさせる。
- 前者はユーザの発話によって発話を変化させつつ、段階をおって会話を進行できる。後者は強制的に発話が順におこなわれる。
- 形態素区切りのみを使い、構文情報を使っていない
- 事前に与えられた質問例文および、クエリから主語と目的語の組を作るために、複数文を対象にした省略の解決をおこなっている。
- 会話の状態を管理することで、なるべくスムーズな発話をしようと頑張る
- 入力文が肯定か否定かくらいは判定する
なるほどなぁ。意味認識って怖い言葉ですね。
僕が何を言っても関係なく会話が進行するので、何もやっていないのかと思ってしまいましたが、段階的に発話するためには、何かしなきゃいけません。それが分からなかったのは馬鹿すぎました。
自分の未熟さを再確認できました。ありがとうございました。
投稿者:としのり 日時:23:59:59 | コメント | トラックバック() |

