これから15分で Remedie を始めるための資料

Remedieを使い始めたので、さっそく手順をまとめました。

Remedie

この資料を15分くらいかけて上から下まで読み、
Mac OSX やDebian Linuxにインストールすると、
割とあっさり、Remedieが動かせると思います。

とくにMac OSX についてはサーバを用意しなくても、
Remedie Serverをインストールすれば利用準備が完了してしまいます。
また、Remedie Playerは快適なRemedie生活を助けてくれるでしょう。

Linuxサーバにインストールする場合や、
自分で全部インストールしたい場合には、
やはりコツコツとインストールする必要あります。
Remedieのインストール自体は15分で終わらない場合が多いでしょう。
# 沢山のCPANモジュールを使ってるから

Remedieとは



Remedie は Perl で書かれたプラガブルな
メディアセンターアプリケーションです。

Plaggerを生んだ、miyagawaさんによるアプリです。

- Plagger - Trac
-- http://plagger.org/trac

Remedieに、さまざまな動画ファイルの更新情報を登録することで
Remedieは、自分のお気に入り動画で埋め尽くされた
自分専用の動画閲覧インターフェイスになってくれます。

プラガブル、を簡単に言うと、
何か自分好みの機能を追加する際に、
Remedieのプラグインとして必要な
最小限のコードを書くだけで、
その機能を実現できる仕組みです。

Mac OSX で Remedie を使いたい場合


miyagawaさんが、Remedie ServerというOS Xアプリ化されていて、
アイコンをダブルクリックだけで、Remedieサーバーを起動できるバイナリを公開しています。

ですので、Mac OSX で Remedieを使う場合、必要な手順は大きく2つだけです。

1、Remedie-Server をインストール
2、Remedie-Server を起動してブラウザでアクセス

もしも、便利にRemedieを閲覧したい場合は、drikinさんが作ったRemedie Playerを使うために、

3、Remedie-Player をインストールして起動する

を行なうと良いでしょう。

1、Remedie-Server をインストール

Remedie-Serverにアクセスして、
一番新しい「Remedie-Server-xx.xx.xx-leopard.zip」をダウンロードしましょう。

Remedie-Server

僕は「Remedie-Server-0.6.18-leopard.zip」を試しました。

ダウンロードしたらファイルを解凍します。
解凍するとできるディレクトリ内の「Remedie Server」を適当な場所に移します。
# 「アプリケーション」ディレクトリなど。

Remedie Server

その後、Remedie Server を実行します。

Remedie Server起動

こんな感じになったら起動完了です。

2、Remedie-Server を起動してブラウザでアクセス

起動できたら、http://localhost:10010/にアクセス!

Remedie-Serverの起動確認

おお!ばっちりですね。ばっちりです!

3、Remedie-Player をインストールして起動する

毎回 Remedie Server を起動した後ブラウザでアクセスするのが
面倒な方には、Remedie Playerをオススメいたします。

@drikin さんのRemedie-Playerをダウンロードしましょう。

Remedie-Playerのダウンロード

僕は「Remedie_Player-0.9.zip」を試しました。

ダウンロードしたらファイルを解凍します。
解凍したらできるディレクトリ内の「Remedie Player」を適当な場所に移します。
# 「アプリケーション」ディレクトリなど。

Remedie Server

その後、Remedie Player を実行します。
このとき、もしもRemedie Serverが起動していなければ、Remedie Serverが起動されます。

Remedie ServerとPlayerが起動された

こんな感じになると、以下のようなウィンドウが表示されて、Remedieを利用することができます。

Remedie Player 動作確認

Remedie Playerは「command+F」でフルスクリーンになってるのが素敵です。
詳しくは、以下の記事をご覧下さい。

Remedie Serverを、何回起動しようとしても起動できない時は?

ときどき、Remedie Serverの終了をうまくできないときがあるのですが、
そんなときに気が使いないで Remedie Serverを起動しようとすると
起動しても起動しても起動しないということになります。

そんなときに、ターミナルで「ps ax|grep remedie」してみると、

$ps ax|grep remedie
15846 ?? Ss 0:03.85 /usr/bin/perl /XXX/XXX/Remedie Server.app/Contents/Resources/bin/remedie-server.pl


のように、終了したはずの Remedie が立ちあがっている場合があります。
このような場合は、この remedie-server.pl のプロセスを kill すれば良いでしょう。

以上で、Remedie Server と Player を使った利用の説明は終了。
Remedie を楽しんで下さい!!

Mac OSX 以外で Remedie を使いたい場合や、コードを読みたい場合


簡単に使うだけならバイナリをインストールして起動すれば良いと思います。

Mac OSX 以外でコードを読みたい・中身をいじくりたい場合や、
Remedie を自宅で起動しておいて、出先でアクセスしたいとか言う場合は、
Remedie のソースコードを取得して自分の環境に合わせて
インストールやら設定やらすることになると思います。

この資料で行なう、初回のインストールでは
ソースを追加したり、いじくらないでも、
適当な動作や結果を得ることができそうです。

Remedieのチェックアウト

最近のremedieを自分で何とかして使いたいという人はgitを使いましょう。

- miyagawa's remedie at master — GitHub
-- http://github.com/miyagawa/remedie/tree/master

git使ってないし、別にちょっと動けばいいよ、という人は
この節は飛ばしちゃってください。

さて、gitをインストールしていない人は以下のような感じで、とりあえず入れちゃいましょう。

Debian Linuxの場合はお手軽にインストールできます。

% apt-get install git
% apt-get install git-core
% update-alternatives --config git

2の「/usr/bin/git-scm」を選択する。


これで終了。次はMacOSX。

Mac OSXの場合は、git-osx-installerという便利そうなものもありますね。

- git-osx-installer
-- http://code.google.com/p/git-osx-installer/

もしXcodeをインストールしてあるなら、
以下を確認して、最新っぽいtar.gzファイルをもってきて
自前でコンパイル、インストールしても良さそうです。

- Index of /pub/software/scm/git
-- http://www.kernel.org/pub/software/scm/git/

今回は後者にチャレンジ。
今日の時点では、最新バージョンは1.6.4っぽかった。

% wget http://www.kernel.org/pu% b/software/scm/git/git-1.6.4.tar.gz
% tar xfvz ./git-1.6.4.tar.gz
% cd git-1.6.4
% ./configure prefix=/usr/local # prefixはお好みに
% make
% make install # make でエラーになってなかったらね


which してgitが見つかったら大丈夫。

% which git
/usr/local/bin/git


あるある。

gitのインストールって気を使うべきことが多いですが、
とりあえずRemedieが使えればいいんだ、という立場を崩さず、
とっとと先に進みます。

remedieのgithubに書いてあるClone URLを入力してgit cloneします。

- MacOSXの場合ね。
% git clone git://github.com/miyagawa/remedie.git
Initialized empty Git repository in /Users/**/home/remedie/.git/
remote: Counting objects: 3836, done.
remote: Compressing objects: 100% (1324/1324), done.
remote: Total 3836 (delta 2298), reused 3793 (delta 2275)
Receiving objects: 100% (3836/3836), 906.29 KiB | 134 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (2298/2298), done.


ls して、「remedie」ディレクトリを確認できましたか?
できたらOK。

もしもRemedieがアップデートしたら、
git cloneでできたディレクトリ内でgit pullしましょう。

$ git pull
Already up-to-date.


こうなったら、最新の状態になっている。

いきなり起動はできない。CPANモジュールをインストールしよう


起動する前に必要なことは、remedie/HACKINGに書いてある。

- remedie/HACKING
For now, run
  > rm -r ~/.remedie
  > perl -Ilib -MRemedie::DB::Schema -e 'Remedie::DB::Schema->install'


でも、大概の場合、Remedieで必要なモジュールが不足で、
この操作を完了できないと思います。

ということで、ビシビシとモジュールを入れます。

perl -MCPAN -e shell して
それから、installしまくります。

Makefile.PLを加工するのが面倒だったので、(何でだろう)
以下のエントリからモジュールのリストをコピーさせてもらい、
足りないモジュールを付け足しました。

- Remedie を試してみる #3 - Holidayworking::Diary
-- http://d.hatena.ne.jp/holidayworking/20081203/1228230236

実際のインストール時のコマンド履歴が以下。

$  perl -MCPAN -e shell

中略

install Module::Install
install Feed::Find
install FindBin::libs
install HTTP::Engine
install Image::Info
install JSON::XS
install Log::Log4perl
install MIME::Types
install MooseX::ConfigFromFile
install MooseX::Getopt
install Path::Class
install Rose::DB
install Rose::DB::Object
install String::CamelCase
install XML::RSS::LibXML
install DBD::SQLite
install Log::Dispatch
install File::Find::Rule
install XML::Atom
install XML::Feed
install Template
install DateTime::Format::ISO8601
install MooseX::ClassAttribute
install File::Find::Rule::Filesys::Virtual
install HTML::ResolveLink
install HTML::Selector::XPath
install YAML::Syck
install Cache::FileCache
install Web::Scraper
install HTML::Scrubber
install Path::Class::Unicode
install Text::Tags::Parser
install String::ShellQuote
install XML::OPML::LibXML
install XML::LibXML::Simple
install Encode::JavaScript::UCS
install AnyEvent
install AnyEvent::HTTP
install Coro
install EV
install Devel::LeakGuard::Object
install HTML::TreeBuilder::LibXML
install HTTP::Parser
install Net::Rendezvous::Publish
install Net::SSLeay
install Term::Encoding
install Any::Moose
install MouseX::ConfigFromFile
install MouseX::Getopt
install MouseX::Types::Path::Class
install Mac::AppleScript
install File::Spotlight
install Net::Rendezvous::Publish::Backend::Apple


もしも、これでモジュールが揃っていれば、
以下のようにperl Makefile.pmしたときに
エラーもなくfinishすると思います。

最近のRemedieでは「いまMac OS Xを使っているなら、Remedie Server.app があるよ。そっちの方が開発者じゃないならかなりオススメだよ」というメッセージが出てきます。

$ perl Makefile.PL
---------------------------------------------------------------

You're trying to build your own Remedie using Makefile.PL on Mac OS X.

There's a binary .app package available at http://github.com/miyagawa/remedie/downloads
and it is hightly recommended to install the binary unless you're a developer.

---------------------------------------------------------------
include /root/remedie/inc/Module/Install.pm
include inc/Module/Install/Metadata.pm
include inc/Module/Install/Base.pm
include inc/Module/Install/TestBase.pm
include inc/Module/Install/Include.pm
include inc/Test/Base.pm
include inc/Test/Base/Filter.pm
include inc/Spiffy.pm
include inc/Test/More.pm
include inc/Test/Builder.pm
include inc/Test/Builder/Module.pm
include inc/Module/Install/WriteAll.pm
include inc/Module/Install/Makefile.pm
Writing META.yml
include inc/Module/Install/Win32.pm
include inc/Module/Install/Can.pm
include inc/Module/Install/Fetch.pm
Writing Makefile for Remedie


足りないモジュールがあるときは、
以下のようにエラーがでます。

WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING


足りないモジュールは、インストールしましょう。

ひとしきり、モジュールをインストールした後に
makeをして足りないモジュールが無いかさがします。

$ make
$ make test


間違っても、make installしないようにしましょう。

DBD::SQLite を別パッケージにして上書きしよう


DBD::SQLiteに、ちょっくら不具合があるらしい。

上記のインストールだけでは、
RemedieにRSSを登録しようとしたけれど、

closing dbh with active statement handles at /usr/local/share/perl/5.8.8/Rose/DB.pm line 842.


みたいなエラーがでて、Remedieが止まってしまう。。

この解決方法は、以下のように

- DBD::SQLite で closing dbh with active statement handles になる件のまとめとその解決方法について - TokuLog 改めB日記
-- http://d.hatena.ne.jp/tokuhirom/20080727/1217140312
【現状での現実的な解法】
DBD::SQLite::Amalgamation


と書いてあるので、使う。

DBIのバージョンが低い場合があるので、
ちゃんと最新にしておく。

install DBI


そのうえで、codereposからDBD::SQLite::Amalgamationを取ってくる。
さらにインストールまでやってみる。

$ svn co http://svn.coderepos.org/share/lang/perl/DBD-YASQLite/trunk/ ./DBD-YASQLite
cd DBD-YASQLite
$ perl Makefile.PL
$ make
$ make test
$ make install


はい、できたー。

とりあえず動かしてみよう。

とりあえず動かしてみます。

まず、初回なので以下をやって、

For now, run

  > rm -r ~/.remedie
  > perl -Ilib -MRemedie::DB::Schema -e 'Remedie::DB::Schema->install'


次に、以下。

perl -Ilib .bin/remedie-server.pl


エラーが起きなければ、問題ないです。

http://localhost:10010/にアクセスしましょう。

これが起動したばかり。

Remedie

ちなみに、Remedieは、

- NHKオンライン|RSSについて
-- http://www3.nhk.or.jp/toppage/rss/

などの動画も取得できるので、割と便利。

やってみましょう。

Remedie

その結果、以下のような感じになりました。

Remedie

Remedieは立ち上がってしまえば、非常に簡単です。

ローカルポートに転送するプロキシ

今後は、外出先からでもRemedieを使えるように、
Webサーバから10010番ポートに転送される設定を書きます。

今回はlighttpdを使っています。

remedieはローカルホストの10010ポートに立ち上がるので、
外出先からアクセスできるように、
自宅サーバのlighttpdのproxyに設定を追加する。

lighttpdはaptで入れてしまった。

/etc/lighttpd/lighttpd.conf
server.modules = (

任意のモジュール

  "mod_proxy",
  
任意のモジュール
  
)


その上で、以下を追記する。

/etc/lighttpd/conf-enabled/10-proxy.conf
   $HTTP["host"] == "任意のアドレス" {
    proxy.server = (
      "/" => (
        "artofmission" => (
          "host" => "127.0.0.1",
          "port" => 10010
        )
      )
    )
   }


設定を変更したらlighttpdを再起動します。

/etc/init.d/lighttpd restart


エラーが表示されることなくlighttpdが起動すれば、
すれば、remedieをローカルで立ち上げたときに、
外部から参照できるようになるでしょう。。

まとめ

今回は Remedie を動かしてみました。

Remedieは、coolirisを使ったサムネイル閲覧ができるので、
動画の量が増えたときでも便利に探せます。

Remedie

Remedieはプラグインを自分で書いて、
気に入らない挙動を修正できるのが嬉しいところなので、
今後は、そういうことをやった例についても触れます。

つづきは、あとで書く。

その他の参考文献

- Remedie使いだす - otsune's SnakeOil - subtech
-- http://subtech.g.hatena.ne.jp/otsune/20081202/remedie

- remedie からコンテンツアグリゲータに必要なことを学ぶ - Future Insight
-- http://d.hatena.ne.jp/gamella/20081122/1227283917

- ブログが続かないわけ | 週末にRemedie を試してみた
-- http://en.yummy.stripper.jp/?eid=1100711

- RemedieをFedora 10にインストール - Perlメモ - perlmemoグループ
-- http://perlmemo.g.hatena.ne.jp/fedora9/20081209/p2

- MOONGIFT: » フィードを使ってブラウザ上で動画を楽しむ「Remedie」
-- http://www.moongift.jp/2009/01/remedie/

- Remedieかなりアップデート - otsune's SnakeOil - subtech
-- http://subtech.g.hatena.ne.jp/otsune/20090112/remedieChangelog

- SetupRemedie - mizzy.org - Trac
-- http://trac.mizzy.org/public/wiki/SetupRemedie
本当に15分で Remedie を始めるための資料


- Drift Diary13: Remedie Player
-- http://blog.drikin.com/2009/06/remedie-player.html

[2009-01-08]:追記
- インストールが15分で終わらないことを明示。
- githubからcloneする方法を追記した。
- いろいろ雑なところを、付け足し。
- 本文で触れていない参考文献を追加

[2009-01-12]:追記
- 参考文献を追加
- Remedieが更新されたときにgit pullする、の話を追加

[2009-09-11]:追記
- Remedie-ServerとRemedie-Playerの話を追記しました。
-- miyagawaさん、ありがとうございました。
- その他、最近の結果を確認して記事に反映しているとこです。


投稿者:としのり  日時:23:59:59 | コメント | トラックバック |
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