2005-01-23 Sun

NHK「特報首都圏」のブログ特集

この番組を知ったのは、昼間にたつをさんから以下の記事を教えてもらったからだ。

やじうまWatch【2005/01/21】
■ NHKの番組でブログ特集を本日放送、動くブロガーが見られる!
本日21日の夜7時30分から、NHKの番組「特報首都圏」でもブログを取り上げるようだ。ブログからだけではわからない、ブロガーの姿に接するチャンスだろう。地上波では東京地方のみの放送だが、衛星第1でも22日朝9時35分から放送予定になっている。


やじうまWatchの中の人は、すごいな。

�ブログ� ブームでネットが変わる
 今、手早く簡単に作成できる�ブログ�と呼ばれるホームページが人気を集め、有名スポーツ選手、ミュージシャン、一般市民まで自分のブログを持つ人は、2百万人に上ると言われている。その上、『トラックバック』という機能を使えば自分と他人のページを相互に強制的につなげることができ、ボランティアの募集や広告宣伝など様々な用途に活用する人たちも出始めている。番組では、インターネットの世界を大きく変えようとしている�ブログ�をめぐる最新の動きを追う。


へえ、ということで作業を片付け、初めを見逃したが34分くらいから見はじめた。

途中、トラックバックの構造を紹介する際の映像が、ねずみ講の構造に酷似していて、あられもないことを口走りながら見ていると、アナウンサーが登場。ブログを「ブ」にアクセントを付けて発音している。この発音だと英語表記との整合性が取れない。私はブログの発音はギャル発音のカレシと同じで良いと思う。Weblogの場合は悲惨な発音になる。未知語、新語に対しては語源から発音を合成するべきだと思うが・・。まぁ、それはいい。

問題は、埼玉県に住む村山らむねこと青山直美さんのブログが取り上げられた映像が流れ始めたあとだ。

話しの展開としては、通信販売に関する良質の体験記事を発し、一ヶ月に50万アクセスを稼いでいた女性が、ブログの登場を期に会社を立ち上げ・・、という流れだ。

その話しの中でトラックバックというものを、「同じように多くの読者をもつ複数のサイトで同じ対象に付いて記述し、互いにトラックバックすることで、互いの読者を飛躍的に増やすことができる。トラックバックを利用することで広告宣伝能力を飛躍的に高めることができる」と紹介していた。

正直、このあたりから雲行きが怪しい。

その話しの中で、青山直美さんがトラックバックによる広告モデルを積極的に売り込み、映画配給会社と打ち合わせをする、という映像が流れる。

ここで、ナレーターは以下のように語った。
この日は、映画配給会社との打ち合せです。美貌の女性主人が主人公の映画を青山さんが組織したブログのネットワークでとりあげ配給会社から対価を得ます。


対価、という言葉が出た時点で青山直美さんのレビューの書き方によっては「かなりまずい」映像になった。

つぎに村山らむねこと青山直美さんが自身のWebサイト、ワーキングマザースタイルにおいて映画「シルヴィア」に関する記事を書く、という風景が放映された。

で、実際に書かれた記事は以下のリンクからどうぞ。
ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]は映画「シルヴィア」に注目します

この記事は映像によると青山直美さんが依頼を受けた後、ワーキングマザースタイルに共同で記事を書いている主婦を集め、レビューの内容について会議を開いていた。

それぞれの主婦は人気サイトを運営しており大勢の読者を抱えている、とナレーターは語った。

ナレーターは、以下のように語った。
会議では映画では誰がどんな記事を書くのか役割分担を話しあいました。主人公と同じ主婦という立場から主人公の生き方に共感したという文脈で記事を書く人、映画は見ていないと前置きしたうえで主演の女優に好感をもっているという記事を書く人、映画に批判的な記事を書く役割の人もいます。


あちゃあ。やってもうた。

その瞬間、青山直美さんが記述するホワイトボードには以下のような記述がなされていた。

湯河原→主婦目線
あかね→クリエイター目線
村山→全体的
樋賀→クリエイター目線
まお→見ていない人の立場
田村→グィネス・パルトロウ
  →TV 雑誌

検証してみようか。

村山→全体的
主婦は、共感できるのかもしれない。私の主婦力が足りないせいか、全体を語るというよりグィネス・パルトロウを語ることで半分以上を費やしているように感じる。最後は気が利いたコメントを入れてやさしい、人柄が伝わる文章に仕上げている。この辺がさすが、か。

トラックバックの1件目は・・横道みらいさん。この方はホワイトボードに書いていない。

横道みらい→謎
読んでみると、村山さんと共通しているのは「主人公が夫を強く思う気持ちに対するあこがれ」「主人公が気を張りすぎていることへのアドバイス」「日々の自分自身を振り返ったグチ」かな。いろいろ勉強になるな。

湯河原→主婦目線
テーマは主人公への共感だな、と感じた。

んで、葉山瑠奈さん?この方もホワイトボードに書いていない。

葉山瑠奈→謎
主人公の心情を分かってあげようという記事だったな。

あかね→クリエイター目線
自分の身の上話が展開されています。主婦クリエーターな自分と主人公を比べて、時代が時代なら主人公は救われたと結んでいます。クリエーター目線力!!!!

田村→グィネス・パルトロウ
映画を見てないけど、グウィネス・パルトロウのことに何か興味がでてきちゃったよ、的な記事だ。ほお。

樋賀さんの記事は見つからなかった。ってことは会議のあとで色々打ち合わせがおこなわれて変更があったんだな。と受け取れる。
でも、まぁ、ホワイトボードどおりとも取れる記事の展開の仕方でした。

結局すべてのレビューを読んだが、感想を言わせてもらうと「勉強になってツイてる!!」

ただ、どの記事を読んでも、記事が何らかの対価を得たということを記述していない。対価が「お金、もの」である場合は記事に広告であることを明記することで、記事を記述した際の意図が他人にばれたときに弁解の余地があって安心だろう。

ちなみに番組ではアメリカでブログを利用した宣伝がおこなわれた例があげられていた。
ディーン陣営が大統領選でブロガーに報酬——元側近が明かす前民主党大統領候補のハワード・ディーン氏が、先の米大統領選挙キャンペーン中、インターネット上で政治関連Blogを掲載する2人の「ブロガー」をコンサルタントとして雇い、それぞれのオンラインジャーナルでディーン氏の選挙運動について好意的な意見を述べさせていた。当時ディーン氏を補佐していた著名な人物が明らかにした。


なるほどね。そういう使い方もあるな。

なんとかして映像を見た、たつをさんも記事を公開した。大人力で、とげが無いまとめをお書きになられている。さすがだ。

[を] NHK『特報首都圏』でブログ特集
ボランティアの募集でのトラックバック利用って、下手すると spam になりかねないですよね。この番組を見て無差別にTrackbackする人が現れなければいいんですけど。


一般視聴者にはブログの使い方を大々的に誤解されたと思う。今後は嫌な感じのトラックバックに見舞われるサイトが増えるだろうな。私のサイトは幸い有名じゃないので大丈夫。だ。ろう。

先述した「ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]は映画「シルヴィア」に注目します」についてだが、あまり無責任な批判意見を述べるのはフェアではない。どうせ批判するのならば本人の人格を否定するのではなく、映像の及ぼす効果に関して意見を述べる記事を書けばよい。私が青山さんのように批判的な書き込みを受けた状況なら、泣き寝入るな。枕に顔をうずめて桜玉吉ばりに呻くな。間違いなく。

ちなみに、当事者であられる青山直美さんだが、コメントを公開している
有限会社の設立 奮闘記 by 村山らむね: 放映されて・・・
でも、ブログでやっていいことと、悪いことってあると思うんですよ。それについて、まるでわかっていないようなとりあげ方をちょっとされてしまったようですが、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]と「らむね的通販生活」を本当によく読んでいただければ、決してそんなことがないことが分かってもらえると思います。


ここで、私の意見を述べる。

ブログの宣伝効果は、SNSのような信頼に基づく宣伝効果だと思う。「信頼できる人が発信する情報は、発信者が不明な情報よりも、ある程度信頼できる」という信頼構図を、ワーキングマザースタイルもディーン陣営も人工的な信頼構造により実現しようとした。しかし、人の口に戸は立てられない。誰かが人工的な信頼構造に関する情報をリークすれば、自らが作り出した人口的な信頼構造のみならず、インターネット全体の信頼構造が崩壊するであろう。もちろん、これらの例が世界ではじめて信頼構造を壊したわけではない。しかし自然発生したトラックバックによる信頼構造も疑いの目で見る人は、確実に増えた。これば社会全体の不利益だといえるだろう。

研究的には、課題が増えてツイてる!!

正直なところ、日本には影響力のあるブロガーが沢山いる。彼らが手をとりあって信頼構造を作りあげた場合、構造が巧妙であれば誰も気が付かないだろう。これは真相を知らない人にとっては、どうでもいいことだが、真相を知った人が激怒するだろう。なぜなら多くの人間は自らの価値観を信じて自律して行動できないわりに、他人に操作されると反発するからだ。

今回の特報首都圏は、多くのの教訓が得られる映像だった。今後、自らの目を鍛えれば怪しい構図は見破れるものだろうし、今回の件を教訓にできた人の多くは多くの人工的な信頼構造を見破れるだろう。

私としてはワーキングマザースタイルから他のドメインにトラックバックする場合は、後手でトラックバックするべきだったと思う。そうすることで、「ブログでやっていいことと、悪いこと」の線引きを一応できただろう。

今回のことを教訓に、私が企業から依頼を受けた場合には、対価の有償、無償にかかわらず「広告」と明記することにする。

って、誰が依頼してくれるのだろうか・・・。orz

さて、以下は[2005-01-26]に追記です。

青山さんは今回の騒動に発展したNHK報道について自らの見解をまとめています。
特報首都圏についての意見と反省点:ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]
今回のことで、まずはワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のスタッフに、そして去年の10月18日以来愛読してくださっている読者の方に、またブログというツールを愛してやまない皆様に私の力不足により多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申しあげます。ゼロから、いやマイナスからの再出発になりますが、ワーキングマザーが元気になる情報サイトという初心に戻り、地に足をつけてサイトを運営していきたいと思います


上記の見解を、みなさんが自分で読んで、自分で感じ取るほうがいいでしょう。もし、信頼しきれないとしたら、信頼構造が崩壊したことの余波ですね。今後どのように、信頼度を修復なさるのか楽しみです。きっと今まで以上に心のこもった記事を書いてくださるに違いないでしょう。もともと青山さんの文章は丸いイメージです。私の文章はカクカクしてるので、今回を機会に勉強させてもらってます。

さらに、こんな記事が紹介されています。っていうかリンクしてもらっちゃった。どもです。
犬にかぶらせろ! - またもNHK……
あ、そうかすっかり忘れていたけど、あの時も発端はNHKだったんだ。ざっくり振り返ると当時アメブロでランキングトップにいた『新潟震災ボランティア日記』から支援を騙るチェーンメールが蔓延。それに乗じて“カリスマ主婦アフィリエイター”こと藍玉さんが<>「新潟中越地震でアフィリエイターの輪を」と自分のサイトを通じて呼びかけ、素朴なネットユーザーを集めて大量のアクセスを稼いだという話。


なるほどー。前例アリだったわけか。くわしくは、犬にかぶらせろ!さんから追いかけてください。

ということで、NHKがアフェリエイターのところに来たら要注意ですな。「放送する前にナレーション原稿みせろ!」と主張するべきでしょう。ああ、そのうちSNS関連で同じようなことが起きるかも。SNSの「招待」はねずみ講の構図をあてはめられそうだしな。

投稿者:としのり  日時:23:59:59 | コメント | トラックバック |

2004-11-11 Thu

UNIQLO、アフィリエイトプログラムをインターネット店舗で開始

ユニクロ、アフィリエイトプログラムをインターネット店舗で開始
ファーストリテイリングが運営する衣料品店「ユニクロ」は、「ユニクロアフィリエイトプログラム」をユニクロドットコムで11月11日より開始する。報酬額は商品価格の2%。ユニクロアフィリエイトプログラムは、三井物産のアフィリエイトサービス「LinkShare」を利用したプログラム。同プログラムに参加したユーザーには、自身のWebサイトに設置したバナーやテキストリンクを経由してインターネット店で商品が購入された場合に、商品価格の2%が報酬として支払われる。プログラム参加時には事前審査が行なわれ、申し込みはLinkShare経由で受け付けられる。


うーん、熱いかもしれない。私も今日、5つ指靴下(軍足)を買おうと思っていたので、ちょうど良さそうだ。登録しよ。


投稿者:としのり  日時:23:59:59 | コメント | トラックバック |

2004-11-01 Mon

美容系グッズのアフィリエイト

いろいろ考えたが美容系の話題は、一家の金庫番が注目しているし効率が良いのではないかと感じている。正直なところネタはたくさんあるので、美容に特化したサイトを作れば意外な副収入源になるかもしれない。

投稿者:としのり  日時:23:59:59 | コメント | トラックバック |